出羽桜 桜花 吟醸酒|華やかな香りとキレのある味わい|おすすめ飲み方・料理ペアリング・購入ガイド

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吟醸酒ブームの火付け役が贈る、香り高くキレのある山形の名酒

出羽桜 桜花 吟醸酒

山形県天童市の出羽桜酒造が誇る「出羽桜 桜花 吟醸酒」は、吟醸酒ブームの火付け役として全国に名を広めた一本です。精米歩合50%まで磨き上げた山形県産米を、小川酵母と山形酵母で低温長期発酵させ、青リンゴのような爽やかな香りと華やかな吟醸香を実現。日本酒度+5のキレのある辛口ながら、柔らかな口当たりとふくよかな旨味が特徴です。冷酒からぬる燗まで幅広く楽しめ、和食をはじめ多彩な料理と好相性。日常の食卓にも贈答にも最適な、万能吟醸酒です。


出羽桜 桜花 吟醸酒とは?

山形県天童市にある出羽桜酒造株式会社が造る「桜花 吟醸酒」は、日本酒の歴史の中でも特に象徴的な存在です。1980年代当時、日本酒といえば普通酒や本醸造酒が主流でしたが、出羽桜は“吟醸酒の華やかな香り”に着目し、一般消費者にも気軽に楽しんでもらえる価格と品質で提供しました。その結果、「吟醸酒=高級・難しい」というイメージを覆し、全国に吟醸酒ブームを巻き起こしました。
桜花 吟醸酒はその名の通り、春の桜が満開になった時のような華やかさと軽やかさを持ち合わせています。季節や料理を問わず楽しめる万能さから、蔵の“看板酒”として長年愛され続けています。


基本スペック一覧

  • 容量:1800ml(四合瓶720ml・300mlも展開)

  • 種類:吟醸酒

  • 原材料:米(山形県産 出羽燦々ほか)、米こうじ

  • 精米歩合:50%(麹米・掛米ともに同じ精米歩合)

  • 日本酒度:+5(やや辛口)

  • 酸度:1.2(フレッシュ感と旨味のバランスが良い)

  • アルコール度数:15度以上16度未満(実測約15.5%)

  • 使用酵母:小川酵母・山形酵母(果実香を生む組み合わせ)

  • 産地:山形県天童市(寒冷地の気候が低温発酵に最適)

精米歩合50%は純米大吟醸クラスにも匹敵し、米の外側の雑味成分を大きく削り取ることで、クリアで繊細な味わいを実現しています。


香りと味わいの特徴

グラスに注ぐと、青リンゴ、洋梨、白桃のような清涼感あふれる吟醸香がふわりと立ちのぼります。第一印象は甘く華やかですが、口に含むと米のふくよかな旨味とややシャープな辛口が同時に広がります。
酸度1.2という数値は、口当たりを柔らかくしつつも後味を引き締める絶妙なバランス。喉を通った後には、ほのかな甘みと心地よい余韻が残ります。
冷酒では香りとキレが際立ち、常温では米の旨味とまろやかさが感じられる二面性も魅力。料理とのペアリング幅が広く、食中酒として非常に優秀です。


4. 出羽桜 桜花 吟醸酒の造りのこだわり

出羽桜酒造は「吟醸酒を日常に」を合言葉に、低温長期発酵による繊細な香りづくりを徹底しています。精米歩合50%まで磨いた米は、雑味を抑えるだけでなく香り成分の生成にも有利。使用する小川酵母と山形酵母は、それぞれが持つ青リンゴ系の爽やかさ華やかな果実香を組み合わせることで、独自のアロマを引き出しています。仕込み水は蔵のある天童市の軟水を使用し、柔らかく口当たりのよい酒質に仕上げています。


5. おすすめの飲み方と温度帯

「桜花 吟醸酒」は冷酒(5〜10℃)で香りとキレを楽しむのが王道。しかし、室温(15〜20℃)に近い“涼冷え”では旨味が膨らみ、よりバランスの取れた味わいになります。ぬる燗(40℃前後)も意外と合い、香りは控えめになりつつも米の甘みがふわっと広がります。飲むシーンや料理に合わせて温度を変えることで、一本で何通りもの楽しみ方ができます。


6. 相性の良い料理ペアリング

  • 冷酒:お刺身(白身魚、鯛、ヒラメ)、カプレーゼ、冷製パスタ

  • 常温:天ぷら(エビ、野菜)、焼き魚(塩サバ、鮭の塩焼き)

  • ぬる燗:煮物(ぶり大根、筑前煮)、豚の角煮
    吟醸香の華やかさと、辛口寄りのキレの良さが、油脂分や旨味を含む料理とも絶妙にマッチします。特に和食との相性は抜群で、季節ごとの旬の食材と合わせるとより一層楽しめます。


7. 購入できる場所と価格帯

「桜花 吟醸酒」は全国の地酒専門店、百貨店の酒売り場、オンラインショップで広く流通しています。1800mlの参考価格は3,000〜3,300円前後、720mlは1,500〜1,700円程度。手に取りやすい価格ながら、品質は純米大吟醸クラスに匹敵すると評価されており、コストパフォーマンスの高さも人気の理由です。


8. ギフトとしての魅力

40年以上愛されるロングセラーであり、華やかな香りと上品な味わいは、贈答用にも最適。特に春の花見や新生活のお祝い、父の日、敬老の日など、幅広いシーンで喜ばれます。ラッピングや桐箱入り仕様を扱う販売店も多く、ギフトとしての完成度も高いです。


9. まとめ:日本酒ビギナーから通まで楽しめる一本

出羽桜 桜花 吟醸酒は、吟醸酒の魅力を広く世に知らしめたパイオニア的存在。その華やかさと飲みやすさは、日本酒初心者の入門酒としても、飲み慣れた方の食中酒としても優秀です。一本あれば、日常の食卓から特別な日まで幅広く活躍し、まさに「万能吟醸酒」と呼ぶにふさわしい逸品です。

 

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